はじめに
記事の構成を理解した上で見出しを作成する
初級編では、冒頭文、本文、まとめの3つの構成の書き方について紹介しましたが、今回はその中の見出しについて詳しく説明していきます。
個人的には、最初に見出し構成を作っています!!
例えば、「酒代 節約」というキーワードをテーマにした場合、以下のような構成を考えます。
構成のイメージ:
【大見出し】酒代の節約方法6選
- 【小見出し】まとめ買いする
- 【小見出し】第2・第3のビールを選ぶ
- 【小見出し】瓶でビールを買う
- 【小見出し】焼酎やウイスキーに切り替える
- 【小見出し】安い店を利用する
- 【小見出し】休肝日を設ける
【大見出し】酒代の節約に関するツイッターの声
- 【小見出し】ゆっくり飲む
- 【小見出し】飲みきれない
- 【小見出し】飲酒量が増えただけ
- 【小見出し】燃料として考える
- 【小見出し】頭が良すぎる
- 【小見出し】ぷるぷる震える
【大見出し】まとめ
このように、いきなり文章を書くのではなく、まずは構成を固めることで、より効率的に執筆できます。
構成作りのポイント3つ
構成を作る際には、以下のポイントを意識してください。
基本フォーマットに当てはめる
記事のタイプに応じて、4つのフォーマットのいずれかを選びます。(当てはめるのが難しい場合は大体でOKです)
ハウツー型のフォーマット
- 記事の序盤
この記事の内容に従ったやり方を実践する!実現する最高の結果 - 記事の中盤
やり方の流れ、定義、条件など、具体的なやり方を説明するための前提知識 - 記事の終盤
具体的なやり方を解説
キーワード例:「SEO コンテンツ 作り方」
知識型のフォーマット
- 記事の序盤
検索意図を満たすための前提知識を紹介 - 記事の中盤
検索意図を満たす詳しい知識 - 記事の終盤
検索意図に近い、ついでに知っておくと役に立つ情報(ユーザーが求めそうな情報)
キーワード例:「婚約指輪 相場」
箇条書き型のフォーマット
- 記事の序盤
まずは「選び方」や「あなたに合ったモノの見つけ方」について紹介 - 記事の中盤
読者が求めている情報をおすすめ順に紹介
最も読者におすすめしたいもの・サービス・方法を一番上に持ってくることで、忙しいユーザーもいち早く一番知りたい情報を得る事ができる。 - 記事の終盤
検索意図に近い、ついでに知っておくと役に立つ情報(ユーザーが求めそうな情報)
キーワード例:「〇〇 焼肉店 おすすめ」
ケーススタディ型のフォーマット
- 記事の序盤
成功例と失敗例に分けて紹介する
(キーワードが「〇〇 失敗事例」の場合は失敗事例のみ。キーワードが「〇〇 成功事例」の場合は成功事例のみ) - 記事の中盤
それぞれの事例を紹介する中で、成功の要因や失敗の要因を紹介する - 記事の終盤
成功のポイントや失敗のポイントを紹介した上での対策を紹介する
キーワード例:「不動産投資 失敗事例」」
見出しの決め方
フォーマットがある程度定ったら、どんな見出しにすれば上位表示されるのか?を考えます。
ここで、活用するのが初級編と中級編で作成したスプレットシートです。
ライバルよりもより詳しく分かりやすい記事を作成する事が目的なので、簡単に言えば1位〜10位の記事構成を全て入れ込めば、必然的に情報量が多く詳しい記事になります。
個人的には、上位5位を参考にベースの見出しを作り、5位以降の記事に、5位以内の記事にない情報があるかを確認します!
そこから見出しの名前を作っていくのがスムーズなやり方です。
→【簡単!ワンタッチ】見やすいブログの作り方〜見出し作成方法〜 こちら
上級者にしかできないコツ
ここまでは、SEO対策に特化した記事作成の方法を説明しました。
ここまででも、かなりハイレベルの記事が仕上がりますが、もう1つポイントがあります。
例えば・・・・
メインキーワード:【ダイエット 女性 方法】の記事を書いたとしましょう。
【効率よく作業をする!】ライティング術:中級編〜SEOライティングに役立つ検索ツール!〜
上記の記事でも軽くお伝えしましたが、その記事の後にユーザーが何を調べるかが重要になります。
ラッコツール(キーワード分析ツール)にアクセスした際に、【LSI】のタブをクリックすると、より深い検索ワードが出てきます。
上記のように【コピー】ができるボタンも準備されています。
私がお渡しした、リサーチシートはこちら【すぐに使用できるテンプレート付き】 にもLSI情報を貼り付けるページを用意してありますので、そちらに貼り付けて活用してください。
そうすることで、メインキーワード:【ダイエット 女性 方法】の記事に対し、ユーザーは特に【1番早く痩せる方法】【1週間で痩せる方法】の情報を探していることがわかります。
見出しを作成する際に、活用する事でユーザーが求めている記事を作成することができます。