WordPressは世界中で最も人気のあるブログおよびウェブサイト構築プラットフォームです。
多くのユーザーにとって、WordPressのエディターはコンテンツ作成の中心となります。
現在、WordPressには「ブロックエディター（Gutenberg）」と「クラシックエディター」という2つの主要なエディターがあります。
この記事では、これらのエディターの違いを詳しく説明すると同時に、どっちがおすすめなのか解説します。
『ブロックエディター』と『クラシックエディター』の違い
ブロックエディターとは？
ブロックエディター（Gutenberg）は、WordPress 5.0で導入された新しいエディターです。
従来のクラシックエディターとは異なり、コンテンツを「ブロック」と呼ばれる個別の要素として扱います。
これにより、文章、画像、動画、ボタンなどを直感的に配置することができます。
基本的にコードを書かなくてもデザインのカスタマイズが出来るので、初心者の方は使いやすいと思います。
また、新しいエディターということもあり、全てのプラグインが完全に対応しているわけではなく、互換性の問題が生じることがあります。
クラシックエディターとは？
クラシックエディターは、WordPress 5.0以前の標準エディターであり、現在も多くのユーザーに支持されています。
見た目はワードプロセッサに似ており、シンプルで使いやすいのが特徴です。
初心者でも直感的に操作できるため、文字だけを書く場合などブログや記事の執筆に適しています。
しかし、デザインなどをこだわる場合は、必要に応じてHTMLコードを直接編集する必要があります。
長年使用されてきたため、ほとんどのプラグインと高い互換性があります。
推奨するエディターとは？その理由もわせて解説
圧倒的にクラシックエディターがおすすめ
ここからは、あくまで私の個人的な意見になります。
クラシックエディターは非常にシンプルで、初心者でも直感的に操作できます。
余計な機能が少なく、記事の執筆に集中できます。
クラシックエディターは、ほとんどのプラグインと互換性があるため選択肢が広がり、より自由にサイトをカスタマイズできます。
クラシックエディターは、ブロックエディターに比べて読み込み時間が短く、編集作業がスムーズに行えます。
また、クラシックエディターでは、必要に応じてHTMLコードを直接編集することができます。
コードミスも簡単に見つけられますし、細かいカスタマイズが容易が可能です。
クラシックエディターのインストール方法
クラシックエディターを使用するためには、以下の手順でプラグインをインストールします。
WordPressのダッシュボードにログイン
サイトの管理画面にアクセスします。
左側のメニューから【プラグイン】を選択し、【新規プラグインを追加】をクリックします。
検索バーに【Classic Editor】と入力します
表示されたら「今すぐインストール」をクリックし、その後「有効化」をクリックします。
インストールが完了したら、【設定】メニューから【投稿設定】を選択します。
エディターの設定が「旧エディター（クラシックエディター）」に変更されていることを確認します。
クラシックエディターとブロックエディターの切り替え方法
おすすめがクラシックエディターだからといって、ブロックエディターも使える様な設定にしておきましょう！
WordPressも推奨しているので、今後、浸透していくエディターは間違いなくブロックエディターであるためです。
【設定】メニューから【投稿設定】を選択します。
ここの【ユーザーにエディターの切り替え】設定を【はい】にしてください。
そうすることで、記事の右下部分に【エディターの切り替え】ボタンが出てくるので、ワンクリックで切り替える事が可能です。
まとめ
WordPressにはブロックエディターとクラシックエディターの2つの主要なエディターがあります。
それぞれに特徴と利点がありますが、特に長年ネット業界で使用されていきたクラシックエディターを強く推奨します。
クラシックエディターはシンプルで使いやすく、高い互換性と安定したパフォーマンスを提供します。
ぜひ、クラシックエディターをインストールして、その使いやすさを実感してみてください。
